八ツ田和夫の温泉と歩む人生

消えつつある湯治

八ツ田和夫は私の友人でとても温泉が好きな人間です。
現在、日本の温泉事情を嘆いているのですが、それは湯治文化が消えつつあることに対してです。
昔、日本の温泉は薬のような役割をしていました。
なぜなら今のように薬がなかったですし、温泉が体に良い影響を与えることが経験的に知られていたからです。
温泉の中には様々な成分が含まれていて、それを利用して体の調子を調える湯治が盛んだったのですが、今は薬の開発が進んでいるので湯治の必要性がなくなりつつあるのです。
また、湯治は何日も宿に滞在するのですが、今の日本の労働事情ですと何日も滞在することが難しく、こういった理由も湯治が衰退する一因となっています。
八ツ田和夫は、それでも湯治という日本の温泉文化の礎とも言える風習を消してはならないと、各地の湯治場に行って湯治を存続させるヒントを探しています。
温泉や湯治が好きすぎて、何とかできないかと一念発起したのです。
現在は気軽に利用できる日帰り温泉が主流となっていますが、何とか湯治にも目を向ける仕掛けを考えています。
そこで長い休暇のある外国人に注目したり、時間的に余裕のある高齢者に注目したり様々な事を思い浮かびました。
八ツ田和夫はライターという形で湯治を発信しようと思ったのですが、なかなかうまくいきませんでした。

自分で湯治宿を経営する

八ツ田和夫は湯治を何とか知ってほしいとライターを目指したものの、ライターは高い文章能力を求められるのでその壁に当たっていたのです。
そこで八ツ田和夫は、ライターを諦めて自分で湯治宿を経営しようと思いつきました。
廃業している宿を買い取って始めようとしたのですが、当然そのようなお金がある訳でもなく、今営業している宿に入って経験を積みつつお金を貯める選択をしたのです。
宿では掃除の仕方から料理など重要なことを学びつつ、宿経営に関する話もオーナーから聞いていたのです。
ただ、湯治宿のおかれている現状は厳しいようで、お金を貯めて宿を買って湯治宿として始めるのは相当難しいという現実に直面しました。
湯治宿は基本的に自炊したり洗濯など宿泊客が主体的に行動するのですが、日本の人気宿はいたれりつくせりで、良いサービスをする宿が人気を集めるそうなのです。
故に人気を集める宿とやろうとしている湯治宿はまるで逆なのです。
八ツ田和夫は大変な逆境に置かれていて悩んでいますが、それを解消するために思考を巡らせる時間も楽しんでいます。
一つの宿だけで働くのではなく、民宿・ペンションなど様々な形態の宿で働き、経験を積んでいます。
それぞれの場所の良い部分と悪い部分を参考にして、今後に生かそうという考えです。
将来的には北海道・東北・九州のどこかで湯治宿を始める計画をしているとのことで、奮闘中です。

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